ここのところ、がんと同様に右肩上がりで増えているのが認知症ですが、年をとってくれば当たり前、仕方がない
そんな風にあきらめていませんか?

40代以降の忙しい働く女子に一見全く関係の無い話のように思えますが、この認知症については、実はとても切実な問題となっていたりします。

40代50代の女性たちが、認知症の症状が出始まった親の心配をしていたり、病院や施設に連れて行かなくてはならない状態になったりと、実際ただ心配しているというよりは、目の前の切実な悩みとなってきている人は少なくないんです。

まずは予防できているのが一番ですが、少し軽い症状の内ならなおのこと、今の内に脳機能を活性化させて、症状を悪化させない工夫をしてみることが大切です。
それには、もちろん食べ物も重要なポイントとなりますが、楽しく身体を動かしたり、声を出してみたり、リズムを感じてみる、からだそのものを感じてみる、というのが効果的です。

まだそれほどひどく症状は出ていないけど、毎日家で静かに過ごしているので、あまり外に出たがらなくなって、人とのコミュニケーションが少なくなってしまっていたり、運動不足にはなっているかも…..
そんな風にちょっと気になっているご両親をお持ちの女子に、ぜひこちらの体験談を読んで頂きたいと思います。

今回の「Happyマイケルダンス体操」を始めるきっかけとなった私の友人であるTomokoさんの素晴らしい体験を、ぜひ同じような経験をしている方達にシェアしたいということで、Tomokoさんとわたくし石河とで、この活動を始めることにいたしました。

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〜”マイケル ダンス 体操” 試してみませんか?Michael Method〜
(ご家族の介護などをされている方がいらしたら、よろしければお読みください。)

ちょっとパーソナルな話ですが・・・
今年に入り、2度目の脳梗塞で退院した義理母と一緒に暮らしています。彼女の脳はスキャンで見ると半分真っ黒で機能しない状態。
これからどうなるんだろう、と当初は不安しかありませんでした。

倒れる前は一人暮らしで自立心旺盛だった義理母ですが、
認知症も若干入り、トイレの場所さえもなかなか覚えられないような状態。

春になんとかケアマネージャーさん(介護全般のサポートをしてくれる心強い存在)が決まり、病院での作業療法に加えてデイサービス、リハビリと通うようになりました。

ある日通っているデイサービス(通所介護)で「20代のダンサーが踊る、マイケル ジャクソンの歌と踊り」を生で見たのがきっかけで義理母に「何かのスイッチが入った事」に気づきました。そこでその日から、彼女とマイケル・ジャクソンの歌を一緒に口づさんだりビデオを見て一緒に踊ったりしてみました。
たまたまデイサービスの男性スタッフでマイケル・ジャクソンのマネが上手な方がいて「母がどうやらマイケルが好きらしい」と伝えると、一緒にビデオを見なが踊ったり「アウッ!」とシャウトしたりと、よく相手をしてくれるようになりました。

すると、マイケルをすればするほど、義理母の脳の働きが音をたてるように回復してきたのです。まるで何かの回路が繋がるように。そしてほぼ廃人状態から「話が通じ会話ができる」「家事のお手伝い」等、サポートを得ながらも普通の人のように暮らせるようになってきたのです。現在はリハビリ料理教室にも通い、毎日を笑顔で前向きに暮らしています。

どうなることか。。と途方にくれたこともありましたが、その数ヶ月後には暗いトンネルをぬけ青空に向かって両手を広げているような気分になったのです!
そして今ではもっと元気になり自立心が少しづつ復活してきたほどです。人間の持つ力ってすごい!
そして、マイケル ジャクソン。彼の歌は母を活性化してくれました。Thank you, Michael!

つい最近、なんと義理母が通所する都内のデイサービスでマイケルの曲にあわせて体を動かす「マイケルダンス体操」として、正式なプログラムになったのです!しかも、11月には通所者全員で「スリラー」を踊る発表会をすることになったとのこと。先日練習がスタートしたそうです。確かに「スリラー」なら車椅子の方でも手だけ動かして踊れます。すごい試みだと思いませんか?彼の歌には何か特別なパワーがあるようです。

もし、身近な人が認知症などでご自身も介護で大変な思いをされている方がいらしたら、だまされたと思ってマイケルの曲にあわせて、体を動かしたり手をあげたり、踊ったり、「ア〜ウッ!」「フッフ〜!」と時々高音シャウトしたりする、「マイケル療法」(と勝手に名付けました)、試してみませんか?曲はビリージーン、ブラック・オア・ホワイト、スリラーなどがシャウトしやすく、よいみたいです。

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今ではお義母さまは、より笑顔が増えて、自ら進んでマイケル(創作)ダンスを独創性の感じられる動きで欠かさず行って楽しんでいるそうです。ほんとに素晴らしい変化ですよね!

Tomokoさんのこの体験談には、実際沢山の反響があり、似たような状況にある方が多いことが良く分かりました。

実は、もともと私はカウンセリングの中に、病気治しやエネルギーUPになるための「happy dance」を取り入れたいと、一人その練習などをしていたのですが、今回のTomokoさんのお話にとても共感するものがあり、そしてとてもインスピレーションが湧き、このたび「happyマイケルダンス体操」ということで、実際にそれを皆でやる場所を設けてみることにしました。

「Happyマイケルダンス体操」

日時: 12月17日(土) 10時~12時(9:45 開場)

場所: 千駄ヶ谷区民会館 (原宿駅竹下口より徒歩7分)

会費: 1,800円/一人   1,500円/リピーター、親子での申込みの場合

内容: ・「Happyマイケルダンスセラピー」について
    ・ココナッツオイル&ウコンを皆で頂き脳機能を活性化
    ・Happyの唄に合わせて、リズムを感じて自由にダンス、そして「Happy」の声をだしていく
    ・マイケルの唄に合わせて簡単な動きを自由にして、唄に合わせて声もだしていきます

準備するもの: 動きやすい服装、運動靴でお越し下さい。
        ・汗をふくためのタオル  ・水分補給のための「お水」

ファシリテーター: 谷口智子、石河里絵子

申込先: 日本ホリスティックインナーケア協会準備室 石河、谷口
     電話、またはメールでお問合せ下さい
     090-9159-7837 / Mail: ree@naturalfeeling.jp

認知症症状だけでなく、現在病気の症状がある方で免疫力を上げたいという方や、最近元気がない・エネルギーダウン気味…
というような方も、一緒に楽しく動いてみませんか?!
また、介護施設でお仕事をされている方の参加も、ぜひお待ちしています☆

簡単な動きを自分で自由にしていく、たまに高~い声を気持ち良く出してみる、からだを感じてみる
そんなことを意識しながら、マイケルの音楽やHappyの音楽に合わせて、身体を自由に動かしていきます。

次回は未定となっております。ご両親と一緒に、或いはあなたがまずはお一人で、参加してみませんか。