今回は、現代病とも言われているパニック障害について取り上げてみたいと思います。
あなたはパニック障害という病名や症状をご存じですか?
現在はすっかり完治したのですが、私はこのパニック障害の症状に、会社員の頃、長期間悩まされていた時期がありました。
電車や車、エレベーターなどに乗ることが困難だったり
ひどい時は寝ている最中にも息苦しさで急に目が覚め、そこからは全く眠れなくなったり
本当に色々な場所で困った状態になっていました。
発症したのが30代半ばくらいの時だったのですが、その頃はそんな病名はなく、心療内科もまったく無い時代…..
何年間も、自分の症状が一体なんなのかわからず、誰にも相談できずにいました。
私の場合、きっかけとなったのは
ストレスがピークに達していた時のある朝、満員の通勤電車の中で気分が悪くなり倒れそうになってしまった事からでした。
なんと、翌日から、満員電車に乗るのが恐くなってしまい、その恐怖感は日に日に大きくなって、息苦しさや心臓がバクバクする感じが増えていきました。
今では6割位の人がパニックの症状を経験しているらしいのですが、その症状がどんな感じなのかと言うと…..
※心悸亢進、心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
※発汗
※身震い、手足の震え
※呼吸が早くなる、息苦しい
※息が詰まる
※胸の痛みまたは不快感
※吐き気、腹部の不快感
※めまい、不安定感、頭が軽くなる、頭から血の気が失せる感じ
※寒気または熱感
※知覚異常(しびれ感、うずき感)
※現実感喪失(非現実感)、自分が自分でない(自己分離感)
※常軌を逸してしまう、狂ってしまうという恐怖
※死の恐怖
といったものです。
突然こういった症状が何度となく襲ってくるのですから、本当にその症状が恐怖そのものでした。
10年位の間に何か所もの心療内科を訪れ、症状のひどい時にはお薬も飲んでいましたが、いっこうに治る気配はなく…
「一生この病気・症状を恐れながら生きていくのかしら…」
とひとりで悩み続けていました。
私がパニック障害から完治して、もう5~6年位は経つのでしょうか。
だんだんに症状が出なくなり、いつが完治した時なのかがはっきりとわからないのですが、明らかに会社を辞めた後にどんどん落ち着いてきたんですね。
ストレスをためていた会社を辞めたから治ったのかと言うとそうではなかったと思うのですが
今振り返ると、知らない間にやっていた数々のことが完治するためのツールとなっていたんです☆
そんなこともあり、現在のセラピーという仕事を通じて、同じ悩みを抱えている「忙しく働く女性たち」を症状改善に向けてサポートしていきたいと思い仕事をしています。
これからこのブログでも、原因や改善策などについて触れていきたいと思いますが
現在そういった症状で悩んでいる女子のみなさん!
必ず症状は改善していきますので、あきらめずに色々な方法を取り入れてみましょう☆
これだけははっきりと言えますが、クスリでは治ることはありません!
日常の生活の中で自分でできる方法で治すことができるんです☆
是非、一緒に取り組んでみませんか?